12月10日、地元の有志が飾り付けた30万個のLEDが輝く「榛名湖イルミネーションフェスタ2008」が始まる。
榛名湖は標高1,084メートルに位置する湖で、ワカサギの穴釣りスポットとして知られる。11月に入ると気温が下がり、イルミネーションフェスタ開催期間中には雪が舞うこともある。
市街地から遠く、冬用タイヤを装着しないとたどり着けない冬の湖だが、凛(りん)とした空気、満点の星空、湖面に映るLED、榛名湖ならではの幻想的なイルミネーションに引きつけられる人は多く、昨年は期間中、13万人の人出を記録した。
榛名湖のイルミネーションは業者の手を借りず、榛名観光協会榛名湖支部の青年部のメンバーが中心になって飾り付ける。
飾り付けは10月下旬に始まり、毎日、多い時で7~8人が手作業で進める。「湖面にタワーを立てる時には湖に入らなければならない。水温は限りなく0度に近く」(高崎市榛名支所担当者)大変。飾り付けには伊香保温泉の人たち、協賛企業の社員などの応援を含め延べ200人以上が参加し、今年は12月6日ごろ完成する予定。
当日はイルミ点灯に合わせて花火を打ち上げるほか、サンタクロースからのサプライズプレゼント、イルミネーションの中をゴーカートで走るなどのアトラクションを用意している。
点灯時間は17時~22時。今月25日まで。
期間中、車の運転が心配な人向けに、JR高崎駅東口からシャトルバスを運行する。料金は往復で大人=2,000円、子ども=1,500円。乗車には予約が必要。予約は群馬県観光国際協会(TEL 027-327-2192、027-243-7273)まで。