高崎観音山丘陵にある「洞窟(どうくつ)観音 徳明園」(高崎市石原町、TEL 027-323-3766)で、日本庭園のライトアップが始まった。
洞窟観音は1920年、故山田徳蔵さんが私財を投じ、50年かけて完成した長さ約400メートルの洞窟の中に、御影石の観音像39体を安置したモニュメント。
洞窟観音徳明園には、カエデやイチョウなどが植えられた約3,000坪の日本庭園があり、2006年から紅葉が始まる時期に合わせてライトアップしている。
ライトアップのデザインを担当した「ひかり工房 LaEIDe(ラ・エルド)」(同市柴崎町)の清水会長は「今年は例年より照明機材を2割ほど増やし、今まで照明が届かなかった木々にまで光を当てた。同園の日本庭園は昼間も美しいが、ライトアップした幻想的でミステリアスな夜の雰囲気は格別」と話す。
「高低差があるので比較的長く紅葉を楽しんでもらえる。見ごろは12月中旬まで。池の周囲は今週末がおすすめ」(同園担当者)という。
点灯日は11月14日~12月14日の土曜・日曜・祝日。点灯時間は17時~21時。開園時間は9時~21時。入園料は、大人=800円、小中学生=400円。