ウエディングプロデュースやレストランの運営を手がけるノバレーゼ(東京都港区)は10月18日、高崎市問屋町にドレスショップ「ecruspose(エクリュスポーゼ)高崎店」をオープンする。同社の群馬県進出は今回が初。
同社は現在、オリジナルデザインのドレス(一部イタリアブランド含む)、タキシード、白無垢(むく)、色打ち掛けなどを扱うドレスショップを「NOVARESE(ノバレーゼ)」「エクリュスポーゼ」の2つのチャネルで展開している。
「ノバレーゼ」は青山、銀座、大阪などに8店舗、「エクリュスポーゼ」は大宮、宇都宮、浜松などの6店舗展開しており高崎店は7店舗目となる。「エクリュスポーゼ」はフランス語の「ecru=素のまま、ありのまま」「spose=花嫁」からなる造語で、「自然体の花嫁を輝かせたい」という同店のコンセプトを表現したもの。
「エクリュスポーゼ」はターゲットを20歳代の女性に絞り込んでいるのが特徴で、オーガンジーなどの薄く軽い素材、すそを引くバックトレーンのデザイン、クリスタルを使った刺しゅうなど素材・デザイン・手法にこだわり、カクテルドレスはビビッドカラーをそろえる。
「既存のエクリュスポーゼの利用者も20歳代前半から後半までがメーン。キュートで華やか、そしてロマンチックなイメージを求める若い女性の支持を得ている」(同社担当者)という。
「エクリュスポーゼ高崎店」(店舗面積は271平方メートル)は、「『素のまま、ありのまま』を具現化するために黒の壁にわずかに白を配し、シンプルで目を引くデザインにまとめた」(同社担当者)。同店では常時60~80点のドレスを見ることができ、利用者の希望によりレンタルか買い取りか選べる。価格は、レンタル=105,000円~399,900円、販売=210,000円~。
営業時間は11時(土日祝日は10時)~20時。定休日は水曜日を予定している。
同社では11月下旬、貝沢町にゲストハウスウエディング用の直営ブライダル施設「TAKASAKI MONOLITH(高崎モノリス)」のオープンも予定しており、高崎エリアのブライダル戦に拍車がかかる模様。