「ララパークスエヒロ」に9月25日、フランス菓子の新店「Patisserie Arlheriter（パティスリーアルエリテ）」（高崎市末広町、TEL 027-329-5233）がオープンした。

焼き菓子

　店主でパティシエの関根祥平さんは高崎出身。地元の高校を卒業し2012年に「エコール辻（現在の辻調理師専門学校）」に入学。2年間、製菓を学び卒業後「パティスリーアルカション」（東京都練馬区）、「パティスリーアルタナティブ」（東京都小金井市）、「パティスリーヴォワザン」（東京都杉並区）で通算9年、2020年11月～2021年1月までフランス・リヨンの有名店「パティスリーセーヴ」で修行した。

　帰国後、「パティスリーアルタナティブ」（東京都小金井市）、「パティスリールクレール」（太田市）を経て、地元高崎に自身の店をオープンした。

　店名「パティスリーアルカション」と「パティスリーアルタナティブ」の「アル＝Arl」は関根さんが修行先の中でも大きな影響を受けた「アルカション」と「アルタナティブ」の「アル」に、フランス語で「受け継ぐ」を意味する「heriter（エリテ）」を繋げた。

　関根さんは「菓子職人としての精神を学ばせてもらった。その精神を受け継ぐとともに自分らしい菓子を追い求めていくという思いを込めた」と振り返る。

　「パティスリーアルエリテ」の菓子は「フランスケーキ」約15種類と「焼き菓子」約20種類。ホールケーキはオーダー。価格は4号2,500円～。

　オープンから3週間、多い日には100人程の利用がある。女性が約8割。リピーターも増えているという。

　営業時間は10時30分～18時。火水定休。