スーパーマーケット「ベルク」（本社＝埼玉県大里郡）やシネコン「シネマ＆ゲームズプレビ劇場ISESAKI」などを核にした大型SC「スマーク伊勢崎」（伊勢崎市西小保方町）に入居するテナントの顔が見えてきた。

「スマーク高崎」内部イメージ

　「スマーク伊勢崎」は北関東自動車道伊勢崎ICから2.5キロメートル、国道17号バイパス（上武道路）、県道桐生伊勢崎線など広域幹線道に隣接する位置に建つ。

　地上3階（一部5階）建て、延べ床面積11万平方メートル、売り場面積5.5万平方メートルの施設は、核となる大型テナントが入る両翼の建物を専門店用のモールでつなげているのが特徴で、「ベルク」「ユニクロ」「コムサイズム」「くまざわ書店」「スーパースポーツゼビオ」「シネマ＆ゲームズプレビ劇場ISESAKI」「RIOスポーツクラブ」などが両翼・各フロアの核になり、モールには約180店の専門店が出店する。

　専門店の中には群馬初出店、北関東初出店の店舗のほか、「けやきウォーク前橋」内に初出店したパンツショップ「B3（ビースリー）」、同じく「イオンモール高崎に出店した手づくりコスメ「LUSH（ラッシュ）」が県内2店舗目をオープンするなど県内での販売網強化を図る動きも見られる。

　そのほか、シフォンケーキ専門店「自由が丘ル・シフォン」（本社＝高崎市剣崎町）、子ども服「ポップコーンカンパニー」（前橋市川原町）、アパレル「エスティカンパニー」（桐生市末広町）など地元企業の参入も目を引く。

　11月中旬以降（予定）にオープンする「スマーク伊勢崎」続き、商圏の重なるエリアに「クロスガーデン前橋」（前橋市小屋原町）、「ウニクス高崎」（高崎市飯塚町）が立て続けにオープンするため、群馬でのSC戦争が本格化しそうだ。

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