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前橋「犬と泊まれる古民家」都心から2時間、温泉旅館を再生

旅館時代の建築を生かした「ラウンジ」

旅館時代の建築を生かした「ラウンジ」

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 赤城温泉「旅籠忠治館」が9月2日、「愛犬と泊まれる古民家リトリート 赤城山-懐-(あかぎやまふところ)」(前橋市苗ケ島町、TEL 027-284-0015)として再スタートを切った。

「特別和室」

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 赤城温泉は血行促進や美肌効果があるとされる炭酸水素塩泉で、江戸時代から湯治場として栄えた。「旅籠忠治館」は数軒ある湯宿の一つで約100年にわたり多くの客を癒してきたが昨秋、宿泊業に特化した経営コンサルティングを手がける「咲楽(さくら)」(東京都渋谷区)に事業を継承した。

 「咲楽」がコンサルティングに留まらず実際に事業を手がけるのは今回が初。リトリートとは日常の忙しさやストレスから一時的に離れ、心身を癒すための休息を指す。再生にあたっては、「旅籠忠治館」の建築美を生かしながら快適性を高めるとともに、犬と一緒にくつろぐという価値を加えた。

 敷地内に約250平方メートルのドッグランを、特別室には人間用の半露天風呂のほか、犬専用の風呂を付けた。

 部屋は「コンフォート和室」3室、「スーペリア和室」8室、「半露天風呂付きデラックス和室」2室、「半露天風呂・愛犬専用風呂付き離れ特別室和室」1室。料金は1泊2食付き1室2人利用1人26,400円~。入湯税別途1人150円。犬(小型・中型犬)は1室2頭までで1頭3,300円。

 「咲楽」代表の高橋祐一さんは「都心から2時間で自然を満喫できる場所。犬と泊まれるだけでなく、ベッド、ダイニング、ラウンジでも一緒に過ごせるようにした。ベッドで一緒に眠ることもできる。愛犬と一緒に自由にくつろぎ心身を癒してもらえる」と胸を張る。

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