
米粉のベビーカステラ専門店「こめっこ」(前橋市南4)が7月27日、「昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)」近くにオープンした。
店主の町田虹希(こうき)さんは伊勢崎市出身。「パレスホテル東京」(東京都千代田区)調理部門での約2年の勤務を経て、「中澤製菓」(江東区門前仲町)が運営する「ベビーカステラ」の屋台で5年修行。群馬に戻って独立しようと今年2月、中澤製菓を退社した。
町田さんは「ベビーカステラは子どもから大人までおいしいと喜ぶ顔が見られる。これを群馬に持って帰ろう。なるべく多くの人に食べてほしいのでグルテンフリー(米粉)、ハチミツを使わないことにした」と話す。米粉は国産、卵は群馬県産など原料にこだわる。
「米粉のベビーカステラ」は15個500円、16個入りボックス600円、24個入りボックス800円、30個入りボックス1,000円。このほか「ジャージー牛のこめっこソフト」550円、「アイスコーヒー」「ゆずレモン」などのドリンク各350円。
オープンから1カ月、親子連れを中心に1日約100組の利用がある。町田さんは「順調に滑り出せたと思う。2店舗目の出店も考えている」と意気込む。
営業時間は11時~18時。水曜定休。