群馬ダイヤモンドペガサスの選手が8月3日、「高崎まつり大花火大会」の打ち上げ現場で行われた不発弾回収や花火の燃えカス拾いに参加した。
「高崎まつり大花火大会」が開催された翌朝の不発弾回収や燃えカス拾いは1974年、初めて高崎で花火大会を開催した年から実施していた。市民ボランティアが参加するようになったのは12年前で、今年は9団体から約500人が参加した。
9団体中最も参加人数が多かったのは高崎市立片岡中学校(高崎市片岡1)の約300人。片岡中学は市民ボランティアが参加するようになった年から毎年参加している。
群馬ダイヤモンドペガサスからは富岡久貴投手ら15人が参加した。同球団は花火大会当日は、群馬県立敷島公園球場(前橋市敷島町)で「福井ミラクルエレファンツ」と対戦していたため「残念ながら花火は見られなかったし、試合は引き分けだった」(富岡久貴選手)。
ボランティア活動について、「できたばかりの球団だから、参加可能なボランティア活動には積極的に参加しなくては」と話す鈴木康崇選手。これを受け、高崎まつり実行委員長の羽鳥さんは「まつりの後のゴミ拾いは地味な活動だが、多くの人に参加してもらえてありがたい」。
約1時間後には方々に散らばっていた燃えカスがなくなりきれいになった。作業が終了すると群馬ダイヤモンドペガサスの選手たちは、当日16時から伊勢崎市野球場(伊勢崎市堤西町)で開催される「福井ミラクルエレファンツ」戦の準備のため宿舎に引き上げた。
同球団では「地域貢献は『群馬ダイヤモンドペガサス』を知ってもらうための大切な活動。選手を身近に感じてもらい『群馬ダイヤモンドペガサス』の試合を見に来てもらえたら」と話している。
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