「シルクのウエディングドレス」でショー、前橋・アルバート邸

写真はビーズを散りばめたミントグリーンのシルクレースのドレスに、シルクサテンのスカートを巻いたパーティードレス

写真はビーズを散りばめたミントグリーンのシルクレースのドレスに、シルクサテンのスカートを巻いたパーティードレス

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 結婚式場「アルバート邸」(前橋市川原町、TEL027-234-1100)は6月15日、「シルク」を使ったウエディングコスチュームのファッションショー「Silk,The way 絹の道」を開催した。

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 「アルバート邸」は「スワン」(同市大渡1)の新施設で、4月20日にオープンし、1日2組までの貸し切りウエディングサービスを実施している。

 ショーは「アルバート邸」のメーンバンケット「ボールルーム」で行われた。ボールルームは約51坪、着席で100人までのパーティーが開ける。

 「Silk,The way 絹の道」では、シルクを使ったウエディングドレス=16着、打掛などの和装=4着、メンズスーツ=17着(一部シルク以外の素材使用)を披露した。同社企画デザイン室の岡本さんは「ウエディング用のレンタル衣装の多くは耐久性の高い素材が使われることが多く、ヨーロッパのように繊細なシルクを使用したものは少ない。今回披露したドレスはFoursis&co、Marron、Pinonなど衣装業者の協力を得て、質感やデザインを優先したレンタル衣装では珍しい仕上がりを実現できた」と話す。

 今回発表したシルクのドレスのレンタル料金は、一部のデザイナーものを除き17万円で、通常の12万円に比べると割高だが、素材を考慮するとお得感がある。

 また、着物ではイタリアのドレスメーカー「ジュリエットローザ」と日本の着物メーカーのコラボによる引き振り袖や、和装の花嫁に合わせるメンズスーツを発表するなど実験的な試みもみられた。メンズスーツのデザインは、竹中直人さんらタレントや歌手のステージ衣装を手がける平尾功さんが担当した。

 ショーには約140人(2部の合計)が来場。来場者の半分は「アルバート邸」での挙式が決まっているカップル、約半数は結婚が決まっているがまだ結婚式場を決めていないカップルだった。

 「アルバート邸」ではフレンチレストラン「オースティン」も営業しており、ランチコース(1,995円~)やディナーコース(3,150円~)を提供する。「カップルや、自然の中でゆっくりとおしゃべりを楽しみたい女性の利用が多い」(同)という。

 レストランの営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~20時。

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