ひな人形、五月人形などの製造・販売を手がける「晃月人形」(高崎市栄町、TEL 027-327-2223)が販売しているフィギュア「そっくりちゃん」が静かな話題になっている。
「そっくりちゃん」は赤ちゃんの写真を見て顔を立体化し、石粉粘土を使ってひとつひとつ手作りする特注フィギュア。「大人の顔と違い赤ちゃんの顔は特徴を捉えるのが難しいため、熟練した職人でないと作れない。以前は数量を限らず要望に応じて受注していたが、フィギュアの精度を保つ目的で専任の職人が製作できる数しか受けない」(渡邉社長)限定もの。
「そっくりちゃん」には本物のひな人形用の「玉ぐし」や、京都のちりめん細工で作った「お道具」が使われるなど、人形メーカーならではのこだわりも。髪型は実際の姿に似せた短い髪のタイプのほか「垂らし髪」も選べる。
現在ひな祭りに向けて、女の子の「そっくりちゃん」の申し込みを受け付けている。価格は1体47,250円。受け付けは1月5日まで。12月27日現在の受注可能残数は7体で、予定数に達した時点で締め切りとなる。