高崎の「えびす講市(えびすこういち)」に合わせ、11月19日・20日、市街地7カ所に設けた七福神をめぐる「ご利益七福神千社札めぐり」が開催される。
高崎のえびす講市は1929(昭和4)年に始まった歴史のあるイベントで、今年は第88回。商業の街のイベントらしく、特別価格で販売する商品をそろえたり、商品にくじを付けたりと「市」のなごりを感じさせる年末の風物詩。
「ご利益七福神千社札めぐり」は買い物客の回遊を増やそうと、2000年に始まった。七福神にあやかったチェックポイント「毘沙門天(通町)」「寿老人(八島町)」「布袋尊(檜物町)」「大黒天(鞘町)」「福禄寿(連雀町)」「弁財天(田町)」「恵比寿神(寄合町)」を巡るスタンプラリーだ。
昔ながらの町名は響きも美しく、「どんな生業の人が住んでいた町なのか」と思いもめぐる。
ゴールは「美保大国神社(赤坂町、高崎神社内)」で、コンプリートした人にはご利益七福神千社札めぐりオリジナルの「干支張り子」と「おみくじ」を進呈する。
ご利益七福神千社札めぐりの開催時間は両日とも12時~15時30分。対象は小学生以上で、定員は各日400人。参加無料。受付は「毘沙門天(通町)」(慈光通り)。