生産者から直接調達した食材を中心に使うフランス料理の新店「LE CREDO(ルクレード)」(高崎市筑縄町、TEL 027-387-0144)が静かな話題になっている。
オーナーシェフの片山裕之さんは高崎出身。フランス2年、国内6年の修行を経て、生まれ育った高崎に店を開いた。オープンは8月12日。店名はフランス語で「信条」の意。
片山さんは高崎、前橋、沼田、太田など群馬県内の生産者を訪ね、約30軒の野菜、肉、米、魚(ギンヒカリ、ニジマス)、みそ、しょう油などを選んだ。「群馬の食材はクオリティーが高い」と言う片山さん。地元の人の再認識を含め、質の良さを知ってもらうためにフレンチに仕立てる。これぞ「上州キュイジーヌ」というわけだ。
メニューはコースで、ランチタイムはショートコース2,149円、フルコース3,780円~。ディナータイムはショートコース3,780円、フルコース5,940円~。利用者は30歳代の女性が多く、リピーターも増えている。
今後、「一品ごとにワインをペアリングするなど、食の楽しみ方をより深めるコースを提案するなど食の可能性を追求したい」と意気込む。
営業時間は12時~15時、18時~22時。月曜定休。