JR高崎駅西口から約300メートルの「レンガ通り」のに複数の店舗にポケモンが出現し、「巣」かのような店もある。
セレクトショップ「TIURF」(高崎市通町)には「ドガーズ」や「シードラ」や「モルフォン」、「ズバット」など複数のモンスターが現れ、来店者に捕獲されている。
同店のIT担当者は「店内にたくさん出るのはうれしい。レンガ通りにも出るので、気軽に出かけてもらえたら。ポケモンで町おこしにトライしている県もあるように、今まで行ったことのない町や立ち寄ったことのない店に行くきっかけになるのであればポケモンGOも役に立つのではないか」と話す。
一方、高崎市は8月4日、図書館・公民館・美術館・学校など156施設での「ポケモン禁止」を発表した。156施設に公園は含んでいない。
一部報道では禁止施設でポケモンGOの利用者を見つけたら警察に連絡すると受け取れるものもあったが、同市担当者は「スマートフォンを覗き込んで何をしているか確認することはできないので、施設管理上の業務の範囲内での注意となる。警察への通報はトラブルがあった場合となるだろう」と話す。
7月22日に「ポケモンGO」が配信されて以来、これまでのところ大きなトラブルは起きていないという。本来の利用目的がある施設は本来利用の人に迷惑がかからないようにとの配慮と、トラブルを未然に防ぎたい考えだ。
6日・7日は「高崎まつり」が開催される。レンガ通りもまつり会場の一つ。こうした商店街や群馬音楽センターなどポケモンNO以外の場所で、祭りとポケモンを楽しんでみてはどうか。