イオンモール(本社=千葉県千葉市)は6月10日、JR高崎駅西口に出店するイオンの運営会社が子会社のOPAに決まったと発表した。
OPAはダイエーの子会社OPAとイオンリテールのビブレ・フォーラス事業部を統合した新しい子会社。前身のOPA時代に手掛けた「心斎橋オーパ」(心斎橋駅)、「金沢フォーラス」(金沢駅)などの都市型ファッションビルのノウハウを生かし「(仮称)高崎オーパ」の開発、運営、管理に生かす考え。
「高崎オーパ」の敷地面積は「高崎ビブレ」跡を中心にした7,400平方メートル。店舗は鉄骨造り地上8階建で、延べ床面積は42,000平方メートル。ファッションを中心にこれまで周辺地域になかったショップを誘致する考え。開業は2017年秋。
当初、2016年開業が予定されていたことから、工事が進まない理由が取り沙汰されていた。富岡賢治高崎市長は「本決まりになり本当にありがたい。街に新しい商業の核ができることにより、ますます元気な街になると期待している」とのコメントを発表した。
高崎より一足早く、同年春には北関東初出店となる「(仮称)水戸オーパ」が開業する。「水戸オーパ」は敷地面積は3,500平方メートルと高崎より狭く、地上12階建て延べ床面積は25,500平方メートルとなる。