群馬ダイヤモンドペガサス(高崎市)とともに来シーズンからBCリーグに参加する「福井県民球団」(福井市)は11月14日、球団名を「福井ミラクルエレファンツ」に決定したと発表した。
群馬県の形を「ツル」に例えるように、福井県では「『ゾウの横顔』に非常によく似ているといわれ、日本に初めて『ゾウ』が上陸した場所が若狭地方であること、『ゾウ』は長寿であり福井県が長寿日本一を目指していることから『ゾウ』を象徴にした」(福井ミラクルエレファンツ担当者)という。
同球団では球団名の商標登録に時間がかかったため、球団名より先に監督が決まっていた。監督に就任したのは藤田平さん(元阪神タイガース)。藤田監督は和歌山県出身で、1965年にドラフト2位で阪神タイガースに入団、生え抜き打者としては阪神初の名球界入りを果たし、1995年には阪神の2軍監督、翌年には1軍監督を務めた。
藤田監督は就任にあたって「野球を通じて地域貢献するという球団やリーグの趣旨に大いに賛同し、長い野球人生の中で身に付けた技術・知識を全力でチームに伝えていきたい」と話している。
インドではゾウを「繁栄」「開運」の神と崇めていることから、奇跡(ミラクル)の力によって地域に「繁栄」「開運」を呼び込むチームになりたいという福井ミラクルエレファントと、群馬ダイヤモンドペガサス。ゾウが勝つか馬が勝つか「奇跡」と「ダイヤモンドの輝き」の対決が待ち遠しい。
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