FMぐんまでブレーク、GSバンド「ザ・キャプテンズ」が高崎でライブ

3時間に及ぶライブ終了後、楽屋で。手前からテッド、王子、ヒザシ、ヨースケ-club FLEEZ 高崎で

3時間に及ぶライブ終了後、楽屋で。手前からテッド、王子、ヒザシ、ヨースケ-club FLEEZ 高崎で

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 FMぐんまの番組「チャンネル148」(月曜~木曜、13時~15時45分)にレギュラー(月曜)出演しているロックバンド「ザ・キャプテンズ」が10月27日、「club FLEEZ 高崎」(高崎市宮元町)で群馬県内では初のワンマンライブを行った。

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 「ザ・キャプテンズ」のメンバー(現在)は、ボーカル=薔薇王子傷彦(ばらおうじきずひこ)、エレキギター=ヒザシ、エレキベース=アレクサンダー・テッド、ドラムス=ヨースケの4人。1960年代に大ブームを巻き起こしたGS(グループサウンズ)に感銘した王子がそれぞれ別のバンドで活躍していた仲間に呼びかけ2001年に仙台で結成、2005年7月に東芝EMIからメジャーデビューした。

 王子は「日本人にしかできないロックンロールをやりたいと思っていた。GSは衝撃的で、これしかない、僕がやるしかないと思った」と話す。9月には約3週間のアメリカツアーを行った。「NY、ワシントンなど東海岸の都市を回った。アトランタの『アニメフェスティバル』ではちょうど忍者アニメ『NARUTO』が人気だったことから、特に『THE LOVE NINJA』は熱狂の嵐となり『失神者続出』。GSは日本人が誇るべき音楽だと改めて認識した」(王子)という。

 同グループは4月、同番組の準レギュラーからレギュラーに昇格したのをきっかけに群馬での人気が急上昇した。そのためライブ「失神天国-愛の建国記念日」の会場に詰めかけた400人を超えるファンの中には、「仕事場でFMぐんまが流れているが音量を抑えられているので、なかなか聴き取れなくで残念」(前橋市在住20歳代女性)、「20年来の『FMぐんま』ファン。特に『148』がいい。先日桐生で開催されたイベントにも参加した」(安中市在住40歳代男性)など同局のリスナーが多かった。安中市から駆け付けたこの男性は、「148」の「バカステッカー」を貼った携帯電話を見せてくれた。ステージからの「いつもは僕とテッドだけど、29日の放送には全員で出演する」(王子)との発言に会場は沸き上がった。

 3時間に及ぶライブを終えたメンバーは「僕たちの群馬での初めてのライブの観客は5人だった。今日は400人を超える人が集まってくれ、本当にうれしかった。応援してくれる人たちと一緒に成長していきたい。FMぐんまはじめ関係者に感謝している」(テッド)、「とても楽しいライブができた」(ヨースケ)、「あたたかさや熱意を感じたライブだった。ありがとう」(ヒザシ)、「これでまた群馬が薔薇色に染まった。FMぐんまに出演し始めて半年なのに、僕らの愛が浸透していることを実感した」(王子)と話した。

「愛に満ちた」時間を楽しんだ400を超える「満ち足りた笑顔」が印象的なライブだった。

関連写真ザ・キャプテンズ公式サイトFMぐんま

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