前橋市は3月24日、市民から公募した「前橋おもてなし料理」を服部栄養専門学校校長で料理評論家の服部幸應さんがブラッシュアップした6品を公開。服部さんがこれらを使い「前橋おもてなし弁当」を作った。
前橋は現在、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」関連のさまざまなプロジェクトが進められており、「前橋おもてなし料理」もその一つ。昨年12月に募集したところ、肉料理を中心に765品の応募があった。
服部さんは「プロの料理人より奥様が考えた料理は洗練されている。弁当にした時の全体の調和を考えて、酢を足すとか塩加減を増やす減らすなどバランスを取るのに苦労した」と振り返り、「それにしても前橋の豚は素晴らしい、いい料理ができる」と絶賛した。
前橋市はこの6品に実食審査に進んだ16品を加えた22品を提供する事業者を募集し、「前橋おもてなし料理」「おもてなし弁当」の普及に努める。募集は4月以降を予定する。