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1600年代から続く前橋の「初市」、だるまや縁起物の露天400店

通称「だるま市」として知られる前橋の初市は400年以上の歴史が

通称「だるま市」として知られる前橋の初市は400年以上の歴史が

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 前橋の三大祭りの一つ「初市まつり」が1月9日、市街地の国道50号線などを会場に開催される。

浄火(お焚き上げ)には警視庁事件だるまも

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 厩橋藩(現在の前橋)の初代藩主、酒井重忠(1950年代~1610年代)の時代、城下では毎月4日、9日に市が立ち、日用雑貨や生糸などが取引されていた。初市は新年に初めて開催される市。だるまが販売されることから現在は「だるま市」として親しまれている。

 「初市まつり」は前橋八幡宮(前橋市本2)で行うだるま供養の「浄火(お焚き上げ)」に始まり、八幡宮の神「市神」をまつり会場に設けられた仮宮に移す「渡御の儀」を行う。「渡御の儀」では木遣りや大獅子などが市内を練り歩く様は江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が味わえる。

 開催時間は浄火が10時~11時30分ごろまで。渡御の儀は10時30分に八幡宮を出発し、千代田通り、中央通りを経由し約400の露天が並ぶ中、1時間かけて本町通りの仮宮まで練り歩く。

 市は22時まで。

 当日はヤマダグリーンドーム前橋第6駐車場(無料)と祭り会場のバス停(前橋テルサ前)を結ぶシャトルバス(無料)を10分おきに運行する。

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