高崎だるまの製造を手掛ける6店が、来年の干支「未」をモチーフにした「干支だるま」を販売している。
干支だるまは2011年の「卯」から始めた。どの干支も同じだが、それぞれの動物の形を作れば簡単だが、だるまの形のまま干支を表現するのが大変で毎年、苦心している。
仕上がりが売上に直結する干支だるま。今年の「午」は評判が上がらず約700個に留まった。プロジェクトリーダーの清水武明さんは「ヒツジは特に大変だった。「未」の文字を崩したり、寝る時にヒツジの数を数えることから、マンガで寝息を表現する『ZZZ』も描いてみた」と振り返る。
販売目標は1000個。今井だるま店(高崎市上豊岡町)、群馬だるま製造卸販売(同市下豊岡町)、幸喜(同下大島町)、高林だるま(同倉賀野町)、竹内ダルマ店(同中豊岡町)、松本だるま店(同上豊岡町)で個々に製造販売中。来年1月6日、7日に少林寺で開催される「七草大祭だるま市」でも販売する。販売価格は1,500円(税別)。