JR前橋駅北口で12月10日、けやき並木のイルミネーション点灯式が行われた。けやき並木のイルミネーションは今回が初。
前橋駅北口のけやきは1950(昭和25)年に植えられたもので、樹齢60年を超える大木が約1.5キロ続く。新緑の時期から紅葉まで前橋を訪れる人を迎える象徴的な通りでありながら、裸になった枝に灯が灯ることはなかった。
初開催のきっかけは来年1月から放送されるNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。「花燃ゆ」には初代群馬県令の楫取素彦(かとりもとひこ)が登場することから、群馬県、特に県庁所在地の前橋市はさまざまなプロモーションを展開してきた。
イルミネーションはけやき並木のほか、臨江閣、前橋公園、前橋文学館、中央前橋駅、アーツ前橋、上毛倉庫、馬場川通り、聖マッテア教会、群馬大橋など市内各所で行われる。
点灯時間はおおむね17時~22時、期間は1月末ないしは2月1日で施設によって異なる。