きつねのメーキャップをした男女が、婚礼の儀式を再現する「きつねの嫁入り」が10月5日、高崎市箕郷町で開催される。
「きつねの嫁入り」は地元有志により2002年の初開催から続けられ、今回で13回目。
箕郷町は高崎の北西部に位置する農村で、昭和30年代まで実際に嫁入り行列を行う風習があった。「きつねの嫁入り」は花嫁衣裳、紋付、留袖などの衣裳も古いものを持ち寄り、当時の文化を再現している。
行列は高崎市箕郷支所(箕郷町)からふれあい公園(同)までの約1キロメートルをゆっくり練り歩く。婚礼の儀式は夕方から行われることが多かった伝統に則り、スタートは17時。薄暮のふれあい公園では野外創作劇「残菊の宴」が。
開催時間は11時~20時。当日は着物のファッションショー、木遣りや剣舞なども楽しめる。