高崎で「ネコとイヌの里親さがし」36匹中9匹に里親が

里親になってくれる人を待つネコたち

里親になってくれる人を待つネコたち

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 高崎市庁舎前広場で10月14日に開催された「動物愛護ふれあいフェスティバル」で、高崎地区獣医師会が「ネコとイヌの里親さがし」を行った。

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 同獣医師会では1988年から毎年「ネコとイヌの里親さがし」を行ってきた。同獣医師会の関会長は「データが残っているのは14年前からだが、里親さがしにも持ち込まれたネコとイヌは合計で571匹、そのうちの43.9%、250匹の里親が見つかった」と話す。

 この「ネコとイヌの里親さがし」会場に持ち込めるのは、親から離す適期とされる生後2~3カ月のネコとイヌ。同獣医師会に加盟する動物病院を通じて事前に数を把握できるものもあるが、開催日まで自宅で育て当日持ち込む方式のため、開催日まで何匹集まるかわからない。今回はネコ36匹のみが持ち込まれ、そのうち25%の9匹が里親に引き取られた。

 「引き取りを決めた人には、一時的な気持ちでなく終生面倒をみなければいけないことをしっかりわかってもらうようにしている」(関会長)という。また、「獣医師会で手術費用の一部を補助することが、しっかり最後まで飼うことにつながれば」(関会長)との考えから、里親に対して不妊手術の割引チケット(オス5,000円、メス10,000円)を提供している。

 会場では、里親さがしのネコのほか、同獣医師会会員の獣医師が飼っているブタ3頭、同じく会員が飼っているヤギ3匹、ポニー1頭と遊べるコーナーやクイズなど、主に子ども向けのアトラクションが用意されており、約3,000人が動物とのふれあいを楽しんだ。

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