6度目の開催となる「T-1グランプリ」に前橋市内の飲食店70店舗が参戦することがわかった。店名とメニューの公開は9月18日。
「T-1グランプリ」は群馬県産の豚肉料理を競うコンテスト。審査は予選審査と決勝戦の2段階で、予選は覆面審査員による評価、決勝戦は一般投票で決める。10月から翌年3月までと会期が長いのが特長。
前回までは「3回優勝したメニューは殿堂入り」としていたが、グランプリを獲得したことのあるメニューが決勝に残った場合に、利用が集中してしまう傾向にあったため、今回から「1回で殿堂入り」にレギュレーションを変更。同じメニューでの参戦はできなくなった。
「おそばやさんのソースかつ丼」で1回優勝し、殿堂入りを目指していた「大村総社」(前橋市総社町)は殿堂入りとなった。同店はレギュレーション変更の前から不参加を表明。優勝店は期間中だけでなく客数が増える傾向にあり、大村総社は「忙しくなりすぎて、体制が整わない」と訴えていたという。