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世界遺産決定!富岡製糸場の女工がモデル「お富ちゃん」がモデルの「まんじゅう」

キャラ系商品は容姿を模したものとイメージを取り入れたものがある。同社はまんじゅうは容姿を、看板の生ロールケーキはイメージを取り入れた。写真は「お富ちゃん饅頭」

キャラ系商品は容姿を模したものとイメージを取り入れたものがある。同社はまんじゅうは容姿を、看板の生ロールケーキはイメージを取り入れた。写真は「お富ちゃん饅頭」

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 6月21日16時55分、世界遺産登録が決まった「富岡製糸場と絹産業遺産群」に先駆け発売された「お富ちゃん饅頭」が現在、JR高崎駅を利用するビジネスマンを中心に人気を集めている。

姉妹商品、どこから食べるか迷う「ぐんまちゃん饅頭」

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 「お富ちゃん」は富岡市のイメージキャラクターで、「お富ちゃん饅頭」は「ぐんまちゃん生ロール」などのキャラクター商品で知られる和菓子店「福嶋屋」(本社、本店=玉村町)が5月28日に発売した新商品で、高崎駅構内「イーサイト」内の「和スイーツ福嶋屋」(TEL 027-325-0312)で取り扱っている。

 価格は1個432円と一般的なまんじゅうに比べ割高だが、発売日から6月中旬までに約300個が売れた。利用者の多くはビジネスマンで、出張帰りの土産として買って行くという。

 昔ながらの炭酸まんじゅうの皮と粒あんを使った「お富ちゃん饅頭」。老舗ならではの本格的な味だが、同店には「かわいくて食べられない」という声も多数寄せられているという。

 同社社長の佐藤広明さんは「世界遺産に登録されれば需要が拡大すると思うが、手作りのため1日に製造できる数に限りがあるので」と戸惑いも見せる。

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