群馬県は3月27日、無料公衆無線LANの環境整備を目的にした「ぐんまWi-Fiプロジェクト」に参加する店舗、施設の募集を始めた。
同プロジェクトは無料公衆無線LANの環境整備を目的とするもので、主に外国人に向けたサービス。2011年度に観光庁が行った調査で、外国人旅行者が旅行中に困ったことの第1位が無料公衆無線LAN環境不備だったことを受けた格好だ。
同県が制作する観光情報を流すほか、参加店が制作したコンテンツも流せる。外国人観光客の場合、事前登録を行えば14日間(336時間)インターネット接続を無料で利用できる「FREE Wi-Fi CARD」が受け取れる。「FREE Wi-Fi CARD」の申し込みは、県庁や水上町などで受け付けている。登録にはパスポートなどが必要。
参加できるのは店舗・施設などのオーナー向け公衆無線LANアクセスポイントサービス「光ステーション」を利用しているか、フレッツ光ネクスト契約者。参加費など費用の負担はない。同県では1552店(施設)にダイレクトメールを発送し、参加を呼び掛けている。