梨の大きさと形状などを競う「ジャンボ梨コンテスト」が11月26日、高崎市庁舎で開かれ、沢田秀雄さん(高崎市中里見町)の「新雪(2728グラム)」、五十嵐直志さん(同)「愛宕(2581グラム)」がジャンボ賞を獲得した。
高崎市里見町エリアは梨の生産が盛ん。「幸水」「豊水」などよく知られる梨のほかに、「愛宕」「新雪」「王秋」など大きく育ち日持ちのする梨の生産を手掛ける農家が約100軒ある。「ジャンボ梨コンテスト」の開催は今回で24回目。
今年は夏が暑く、適度な雨に恵まれ、全体的に大きく育った。コンテストを主催するJAはぐくみはるな梨研究会(TEL 027-374-0256)会長の小矢野恒敏さんは「味も良好」と太鼓判を押す。
ジャンボ梨は11月中旬に収穫し、「王秋」はクリスマスごろ、「愛宕」は正月、「新雪」は節分ごろに食べ頃を迎える。