高崎の中心市街地で4月27日に運用を開始したコミュニティーサイクル「高チャリ」が通勤・通学に利用され日中の利用に支障が出たことから、利用開始時間が変更された。
高チャリは市街地のにぎわい創出を目的にした無料のコミュニティーサイクル。12カ所のポートに全部で100台の自転車が設置され、7時から22時までの間、誰でも利用できた。
利用方法は乗り出しポートで100円を入れるとロックが外れ、いずれかのポートに返却すると100円が戻るシステム。自転車には派手な水玉とアドボードが付いており不正利用は少ないと見られたが、通勤や通学などで目的地まで乗って行ってしまう人が出た。そのため日中、ポートにある自転車が少なくなる事態が続いたことから、運営母体の高崎商工会議所は利用開始時間を2時間遅らせる措置に出た。
新しい利用時間は9時~22時。6月20日から実施されている。