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前橋「ころとん」米国紙WSJでも紹介-「地方都市をアピールするキャラ」

画像はウォール・ストリート・ジャーナルWeb版(C)ウォール・ストリート・ジャーナル

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 十六茶のCM出演を果たした「ころとん」が、昨年12月25日に発行されたウォール・ストリート・ジャーナルで紹介されていた。

「ころとん」部分の記事原文と日本語訳

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 「Isn't That Cute? In Japan, Cuddly Characters Compete」――「日本に氾濫する『ゆるキャラ』、自民党も参戦」(同紙日本語版)と題した記事で、衆院選で与党に返り咲いた自民党が安倍晋三総裁、石破茂幹事長のキャラクター制作を進めていることに始まり、日本のゆるキャラ事情を解説する。

 日本では「地方都市や政府機関、企業がこぞって日本独特のかわいらしさと奇妙さを混在させたマスコットを持つに至って」おり、「役割はさまざまだが、これらのマスコットは何であれ『かわいいもの』に対する日本に根付く執着を次のレベルに引き上げている」。具体的に「イータ君」(国税庁)に続き、「最も一般的なキャラクターは地方都市や地域を宣伝するもの」の例に「ころとん」を挙げた。

 「ころとん」は「養豚で知られる内陸の前橋市の観光大使だ。物が転がる『ころころ』という擬音と豚の『とん』を組み合わせた名前で(中略)前橋の豚を食べてもらうよう人を促すためのもの」と、詳しく紹介している。

 「ゆるキャラグランプリ」については「くまもん」「バリィさん」、不正投票で騒ぎになった「にしこくん」に触れているが、昨年のグランプリで3位に入った「ぐんまちゃん」は取り上げられなかった。

 「くまもん」は関連グッズの売り上げが50億円に上る見込みなど、キャラクタービジネスの例にも。

 「ころとん」もストラップ、エコバッグ、マイはしなどのグッズがあるが、WSJ紙が記すように「豚肉を食べに前橋に来て」というアピールが本分のため、現在はグッズの売り上げより「T-1グランプリ」の広報活動に忙しい。

 脚光を浴びる親善大使に前橋市関係者が寄せる期待は大きい。

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