![主力の「紅ほっぺ」、紅ほっぺは甘みと酸味のバランス、イチゴらしい形が特徴でケーキによく使われる。モーツァルトが流れるハウスで](https://images.keizai.biz/takasaki_keizai/headline/1358691575_photo.jpg)
最盛期を迎えたイチゴ、「中里農場」(高崎市中里町、TEL 027-371-0007)では「クラシック苺(イチゴ)」がたわわに実った。
群馬のイチゴ栽培は藤岡、高崎、前橋などで行われており、生産量は約3800トン(全国13位)。高崎には約20軒、前橋は約30軒のイチゴ農家があり、15軒が観光農園を兼ねる。
そのうちの一つ、約8万株のイチゴ(紅ほっぺ、章姫、やよいひめ)を育てる中里農場のビニールハウスにはモーツァルトが流れている。「クラシック音楽にはストレスを緩和する効果があると言われる。イチゴも同じではないかと考えた」と話すのは同園の中林淳さん。
「クラシック苺」も今シーズンは気温が低く生育が遅れたが、モーツァルトたっぷりの実がふっくらと大きく育ち、糖度も13度前後にまで上がった。同園のイチゴは直売のほか、イチゴ狩りでも楽しめる。
価格は1パック(300グラム入り)500円、イチゴ狩りは1月31日までが大人=1,500円、小学生=1,300円、幼児=1,100円、2月1日から大人=1,300円、小学生=1,100円、幼児=900円。
営業時間は9時~16時。生育状況により営業できない場合もある。