![富岡賢治高崎市長、松浦幸雄前高崎市長、萩原弥惣治元前橋市長はじめとする群馬県民、中央の赤いドレスの女性の左が木部さん](https://images.keizai.biz/takasaki_keizai/headline/1353594822_photo.jpg)
「群馬にはいいところがたくさんあるのに、アピール不足」と群馬をアピール、県民を叱咤激励するご当地本「続 群馬の逆襲」(言視舍)の出版を記念したパーティーが11月20日、高崎ビューホテルで開催された。
「群馬の逆襲」(彩流社)発刊から2年、著者の木部克彦さんは詰めかけた200人を超える群馬県民に「群馬のよりよい情報をどんどん発信し、知名度をアップしましょう。まだまだ群馬は逆襲が足りません」と呼び掛けた。
木部さんにペンを取らせるきっかけになったのは、民間のコンサルタント会社が発表した「都道府県別魅力度ランキング」。
著書の冒頭で「群馬に生まれ育って、その後いろんな街で暮らした末に、今は群馬暮らしを満喫している僕は、群馬の知名度が全国都道府県で最下位争いをしていることに我慢できませんでした」と言い切る木部さん。いいところがあるのにアピールしない「おくゆかしい」県民性を憂う。
木部さんは毎日新聞社の新聞記者を経て、「あさお社」(高崎市)の編集主幹を務める。群馬以外の県を見て来たから見える群馬のよさとはがゆさ。
高崎前橋経済新聞の取材に対し「集まってくださったみなさんと、群馬を全国に打ち出そうとする熱意を共有する場になったことに満足している。さまざまな分野、方法でどんどん群馬のいいところをアピールして知名度を上げよう」と話した。