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行列のできる坦々麺専門店、高崎の旗艦店も好調-前橋「たんさゐぼう」

スープは4~5時間かけて、ひき肉は2度ひき、シンプルゆえにていねいな仕事が際立つ「担々麺」(750円)

スープは4~5時間かけて、ひき肉は2度ひき、シンプルゆえにていねいな仕事が際立つ「担々麺」(750円)

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 行列のできる店として知られる「たんさゐぼう」(前橋市上小出町1)が今年9月、高崎に出店した2号店「高崎はた山」(高崎市東町)が好調だ。

打ちっぱなしのコンクリートを使った「はた山」店舗、外観

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 「たんさゐぼう」「はた山」は担々麺専門店。オーナーシェフの畑山堅太さんは大学生の時、「坦坦」(本店=京都市中京区)で食べた担々麺に衝撃を受け、2年の修業を経て2006年5月、前橋に「たんさゐぼう」を開いた。

 高崎への出店は「たんさゐぼう」へ高崎からやって来る人も多かったことがきっかけだが、車社会の群馬にあって駐車場は無く、駅から徒歩圏内での立地で勝負に出た格好。「そうした意味で、『はた山』はフラッグシップ店」と畑山さん。店名はチェーン店と思われないよう変えた。

 畑山さんの担々麺はとんこつ、鶏ガラ、ネギ、ショウガ、ニンニクを4~5時間かけて煮込んだスープがベース。うま味が引き立つよう辛さは控えめ。スープの絡みのいい細麺を使っているという。

 「駐車場は?と聞かれることもあるが、車の場合は『たんさゐぼう』を案内している」(畑山さん)。「はた山」はビジネスマンを中心に順調に「徒歩」来店客を増やしている。

 営業時間は11時~14時30分、17時30分~21時。日曜、祝日定休。初年度の目標年商は3000万円。

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