高崎の氷問屋「日本一」の100円かき氷、1日百個以上の売れ行き

かき氷を買いに来た群馬県立高崎工業高校の軟式テニス部員。手前から小泉君、伏田君、柴田君

かき氷を買いに来た群馬県立高崎工業高校の軟式テニス部員。手前から小泉君、伏田君、柴田君

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 創業昭和4年(1929年)の氷問屋「日本一」(高崎市本町3、TEL 027-322-3029)で20年間価格を据え置いているかき氷が、1日100個以上の売れ行きを示している。

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 深さ10センチメートルのカップに崩れんばかりに盛られた氷の高さは10センチ以上、カップの底からなら20センチを超えるかき氷。「20年前に70円から100円に価格を変更して以来、価格も量もそのまま」(同店代表の小谷野さん)。シロップは、あんず、夏みかん、夕張メロンの3種類から選べる。

価格もさることながら、驚くのはその量。同店にかき氷を買いに来ていた小泉君(群馬県立高崎工業高)は「中学の時から通っている。ここのかき氷を知ってしまうと、ほかのかき氷は値段が高い気がして買えない」と話す。

 同店のかき氷のメニューは全部で40種類。そのうち30種類のシロップが果汁入りで、完熟アップルマンゴー、ライチ、白桃、ストロベリー、ブルーベリーなどの果肉トッピングしたものもある。「一番人気があるのは『いちごミルク』(300円)だが、暑い日には『アセロラ』も出ている。100円メニューの中では、夏みかんと夕張メロンが人気」(小谷野さん)だという。

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