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前橋市が放射線量測定器を貸し出しへ-基準超えれば除染も

右が山本龍前橋市長

右が山本龍前橋市長

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 前橋市は4月11日の定例記者会見で、要望の多かった放射線量測定器の市民へ貸し出しを5月1日から実施すると発表した。

HORIBA社製の放射線量測定器

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 同市は通常の空間線量の測定のほか、昨年12月より自治会からの要請に応じ市職員が出向いて放射線量の測定を行ってきた。1月下旬からは放射線量測定器を自治会への貸し出しを始めていたが、今回その対象を拡大する。

 放射線量測定器(HORIBA社製のRadiPA1000)の貸し出しは20歳以上の前橋市民(在住者)に限り、運転免許証などによる身分確認を行う。

 同市は地面から1メートルでの計測で0.23マイクロシーベルト/時を超えた場合を除染の対象とした。現在までに同市及び自治会の計測で同基準を超えた場所はなかった。

 貸し出し用の放射線量測定器は16台。電話予約が必要だが、当日でも空きがあれば貸し出す。問い合わせは市民部いきいき生活課(TEL 027-898-6236)、各支所、市民生活センターまで。

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