高崎の三ツ寺公園(高崎市三ツ寺町)で、しだれ桜とソメイヨシノが同時に見頃を迎えた。
しだれ桜は通常、ソメイヨシノより開花時期が早く、しだれ桜が終わるころにソメイヨシノが咲き始めるのが一般的。路地植えのチューリップも背が伸びて来た。隣ではスイセンの花が揺れる。今年も昨年同様、3月に気温の低い日が多かったため、春の花々が一気に咲きそうだ。
三ツ寺公園には1万8000平方メートルの人工湖があり、湖面を取り囲むように約1万3000本の樹木が植えられている。しだれ桜は約20本、ソメイヨシノは約50本あり、常緑樹と湖面を背景に咲き競っている。
今週も週末は気温がやや下がりそうだが、各所で春の花々を楽しめそうだ。