群馬の森、群馬県立近代美術館、歴史博物館が7月31日から合計4回の開催を予定する「トリプルバックヤードツアー」の参加者募集に応募が殺到した。
美術館や博物館のバックヤードは想像しやすいが、このバックヤードツアーにはぐんまの森が含まれる。群馬の森のバックヤードには何があるのだろうか。
現在の群馬の森一帯はその昔、陸軍の火薬製造所があった場所。この製造所は日本で初めてダイナマイトの製造が行われたことで知られる。時代ごとに呼び名は変わったが、1945(昭和20)年、終戦を迎えるまで使われ、今も建物の一部が残っている。
バックヤードツアーではこの製造所の遺構や、美術館・博物館の収蔵庫など、普段は立ち入り禁止の場所を巡る。いずれも定員は20人だったが、好評のため申し込み受付初日に定員を超えた。