オリーブ専門店「パワジオ倶楽部・前橋」(前橋市江田町、TEL.027-254-3388)が5月20日から実施しているオリーブの「受粉まつり」のオリーブが受粉し、小さな実を付け始めた。
同店は造園、ガーデニンググッズなどを取り扱う店として1996年に開業し、2008年にオリーブに特化した専門店へと業態変更した。取扱商品はオリーブの苗木、スペインから直輸入したオリーブオイル、ビネガーや国内産のオリーブ茶などオリーブ関連商品を中心に植木鉢、食器、家具、小物などを扱う。運営はサンワ(本社=同市元総社町)。
「受粉まつり」の開催は今回が初めてで、「『オリーブの花が咲くのに実が成らない』という相談が寄せられることが多かった。オリーブは自然受粉するが、異なる品種の花粉が必要なため当店に集めることで受粉率をアップさせたいと考えた。『え、どんなまつり?』と興味を持ってもらえるよう『受粉まつり』にした(笑)」(店長代理の茂木由実さん)。
持ち込まれた22鉢のオリーブは同店のオリーブと共にたくさんの花を咲かせ、小さな実を結んだ。オリーブの収穫は9月。「収穫期には食べ方を学ぶ会を開きたい」(同)とも。
営業時間は10時~19時。火曜定休。