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前橋に讃岐うどん新店-リストラから1年、粉・水・塩の奥深さ追求

一番人気の「ぶっかけ」と地元野菜を使った天ぷら

一番人気の「ぶっかけ」と地元野菜を使った天ぷら

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 果樹園が広がる前橋下大島町に5月18日、本場の讃岐うどんを使う「讃岐うどん萩屋」(前橋市下大島町、TEL 027-267-7101)がオープンした。

「讃岐うどん萩屋」店舗外観

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 萩屋店主の萩原毅さんは歯科技工士、トラック運転手、コンビニ店長などの職を経て日本通運に入社したが昨年6月リストラに遭い、18年に及ぶサラリーマン生活に別れを告げるとともに、兼ねてから興味を持っていた飲食業の中から、讃岐うどん専門店の開業を目指した。

 「うどんと言えば讃岐。高松の『ゆらくや』で修行した。うどんは小麦粉と水と塩と素材がシンプルなだけに奥が深い。讃岐は太いうどんを思い浮かべる人が多いと思うが、当店は細めの5.4ミリ。しこしこした食感とつるつるしたのどごしが特徴。だしはカツオ節、煮干し、昆布、かえしは甘めに仕上げたざる用、しょっぱ目のかけ用と使い分ける」と話す萩原さん、天ぷらに使う野菜を近所の農家から仕入れるなど、地産地消にも積極的だ。

 メニューは「ぶっかけうどん」「釜上げうどん」「ざるうどん」(各280円)、「肉うどん」(380円)などで、大盛りは100円増し、150円増しで特盛りになる。地の野菜を使った天ぷらは80円~、ちくわ天90円、エビ天120円。

 営業時間は11時~21時。

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