ホテルメトロポリタン高崎(高崎市八島町、TEL 027-325-3311)は4月1日、計画停電の影響で臨時メニューに切り替えていたランチバイキングを再開する。
同ホテルが臨時メニューの提供を始めたのは3月13日から。同ホテル営業企画担当の塩川さんは「常連客からのバイキング再開の要望が多かった。計画停電が実施されない日が続いたことから再開を決めた」と話す。
同ホテルのランチバイキングは「ホテル特製キーマカレー」「洋食屋さんのナポリタン」「ハンバーグステーキ ロシア風」「ワタリガニのトマトクリームスパゲティ」「上州牛のグリル」など5コース約20種類の料理に、オードブルバイキング(5~6種類)、スープバー、サラダバー、ドリンクバー、デザートをセットにしたもの。
価格は1,200円~4,500円で、キーマカレー、ナポリタンなど1,200円のAコース、ハンバーグステーキなど1,500円のBコースが人気だという。1日平均50~60人の利用者の9割が女性。ランチバイキングは平日11時~14時30分。土曜・日曜・祝日には「ホリデーランチバイキング」(1,500円~4,500円)も用意する。
「計画停電が実施されるのかどうか直前までわからないこともあったが、中止になった時にはレストラン営業を行った。夜は計画停電の予定に合わせ休業する飲食店が多かったので、『よかった、やっていた。何か食べさせて』と立ち寄ってくれたお客さまもいた」(塩川さん)とも。
昨夏、猛暑日が続いた高崎。同ホテルに限らず、「エアコンなしで夏に営業できるのか」と不安を抱えながらも、一日中電力が供給される日が数日続いていることによる安堵(あんど)感は大きい。