群馬県庁(前橋市大手1)で1月27日、イチゴの大きさを競う「ジャンボいちごコンテスト」が開催され、「今シーズンは粒が小さめ」と言われる中、1個約95グラムにまで育った「やよいひめ」が優勝した。
コンテストは同品種5個の合計重量を競う。優勝した「巨大やよいひめ」を生産したのは尾林和男さん(藤岡市)で、昨年の猛暑の影響で小粒のものが多いと言われる今シーズンも、2Lサイズの5倍という堂々の大きさを記録した。
「やよいひめ」は2005年に登録された群馬県オリジナルの新品種。粒が大きく、酸味と甘みのバランスがいいのが特徴でスイーツ界でも人気がある。12月から翌年5月にかけて出荷され、3月(弥生)を過ぎても味や質が落ちないことからその名が付いた。
高崎、前橋でも「やよいひめ」狩りや「やよいひめ」を使ったスイーツを楽しめる。