群馬県高崎市は5月14日、同市内の文化施設利用者に、同市街地の商店やホテルなどの利用を促す「平成19年度プレミアムチケット事業」の運用を開始した。
同プロジェクトは、群馬音楽センター(高崎市高松町)、高崎シティギャラリー(高松町)、シネマテークたかさき(あら町)、高崎、新町、榛名、箕郷の文化会館などの催しものの入場券(半券)や、「同市文化事業友の会」会員証、「高崎フィルム・コミッション」ボランティア登録票を提示することにより、商品購入、食事代金などの割り引きや、サービスが受けられる内容で、同市街地の74店舗(飲食=8、物販=42、サービス=10、食品=12、宿泊=2)が参加している。
入場券(半券)の場合は、複数の店舗で複数回使用できるが、入場券(半券)に記載された日付当日のみ有効となる。「同市文化事業友の会」会員証、「高崎フィルム・コミッション」ボランティア登録票の場合は通年使用できる。
同市担当者は「今年で4回目になるプロジェクト。登録店が最盛期より約50店減ったが、映画や音楽会などと一緒に食事や買い物を楽しんでもらうことにより市街地の活性化を図りたい」と話している。
同プロジェクトの一環で作成した登録店舗マップや特典を掲載した「プレミアムチケット高崎市街地寄り道マップ」を群馬音楽センターなどの文化施設、JR高崎駅西口観光案内所などで無料配布している。
実施は2008年3月31日まで。