生活協同組合パルシステム群馬(本部:高崎市中大類町、理事長:反町幸代)は5月22日(木)10時30分から、渋川市行幸田で渋川センターの開所式と施設見学会を開催します。新センターにはこれまで同市内で稼働していた事業所が移転し、配送拠点の機能に加え地域住民が集える活動拠点として開放します。
働きやすさと地域との協同を実現
これまで渋川市渋川で稼働していたセンターは、開所から42年が経過し老朽化や労働環境の改善が課題となっていました。今回の新築移転に伴い、配送拠点の機能として鉄骨造2階建ての倉庫棟と事務所棟を建設し、配送トラック最大26台を接車できるヤードを整備しました。事務所スペースを拡大し、食堂休憩室や更衣室を設置するなど、働きやすい職場づくりを進めました。
地域の拠点機能として、宅配サービス利用者や地域住民が利用できる、専用玄関を持つ多目的ルームや調理室・休憩室を新設しました。住民同士が集うイベントや講習会、料理教室などの開催に活用でき、多様な人たちの居場所となる配送拠点として、さらなる地域との協同を目指します。
温暖化対策「ぐんま5つのゼロ宣言」を実現
建設に当たっては、県が地球温暖化対策や防災の強化を目指して制定した、2050年に向けた「ぐんま5つのゼロ宣言」実現条例に基づき、再生可能エネルギー設備の導入や省エネ対策を推進しました。環境配慮型のセンターとして、太陽光パネルや冷蔵設備への省エネコントローラー設置、屋上緑化や全館照明LED化などで対策しています。
施設内には「産直と環境のパルシステム」を象徴する群馬県産材を使用したサインボードを取り付けます。国連が定めた国際協同組合年に開所するセンターとして、地域や自然環境との共生を目指し、新たな協同を生み出す拠点にするべく6月から稼働を開始します。
パルシステム群馬はこれからも、事業を展開する地域の人と暮らし、社会に向き合い、笑顔あふれるまちづくりに貢献します。
生活協同組合パルシステム群馬 (新)渋川センター開所式 開催概要
■日時:2025年5月22日(木)10:30~11:15(予定)
※受付開始10:00 ※終了後に施設見学会を行います
■場所:生活協同組合パルシステム群馬(新)渋川センター 会議室2階
(群馬県渋川市行幸田269-1) ※高崎渋川線バイパス沿い ヤオコー渋川店隣
渋川センター概要
敷地面積:4257.91平方メートル (1288.01坪)
延床面積:1844.97平方メートル 鉄骨造2階建て
トラックヤード:26台
太陽光パネル:容量83.52kW
屋上緑化:常緑キリンソウ袋方式(R)(ファスナー式緑化袋で土壌流出や飛散を防ぐ)
来訪者向け施設:会議室(最大定員44人)、多目的トイレ、授乳スペース、多目的ルーム、調理室・休憩室
▲新渋川センター外観
▲上空から
生活協同組合パルシステム群馬
所在地:群馬県高崎市中大類町120-11、理事長:反町幸代
出資金:10.8億円、組合員数:5万人、総事業高:60.9億円(2024年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-gunma.coop/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
2025年は国際協同組合年です