群馬銀行(頭取 深井 彰彦)と投資専門子会社であるぐんま地域共創パートナーズ株式会社(代表取締役社長 鏡山 英男、以下「GRASP」)は、「地域事業者との共同組成ファンドを通じた地域エコシステム構築施策」の第1弾として、佐田建設株式会社(代表取締役社長 星野 克行、以下「佐田建設」)とともに地域建設業の持続的な発展を目的とした「Gunma Green Growthファンド」(以下、「ファンド」)を設立しましたのでお知らせいたします。
1.GGGファンドについて
業界知見を有する佐田建設とファイナンス機能を有する当行グループが協働することによって、承継に困る事業の引き受けなど建設バリューチェーンの垂直的・水平的な連携・統合を促進し、建設業の持続可能な地域エコシステムの構築を目指します。
<ファンドの概要>
<スキーム>
<佐田建設の概要>
2.GGGファンドによる株式会社津久井工務店の株式取得
GGGファンドは、この度株式会社津久井工務店(代表取締役 津久井 厚、以下「津久井工務店」)との間で同社の全株式を取得する契約を締結しました。
津久井工務店は、1960年創業の、職人の技術を特徴とした味わいのある木造建築を得意とする建設業者です。後継者の確保に悩んでいたところ、GGGファンドとして津久井工務店の優れた伝統的木材加工技術を後世につないでいく必要があると判断し、今般、全株式を承継することとしました。
また、GGGファンドのLPである佐田建設としても、今後の木造木質建築分野の強化という経営戦略と照らして今般の投資が事業シナジーの高いものと判断しています。GGGファンドは、今後も地域建設業の持続的発展および建設に関連する地域資源循環の構築を目指し、地域の活性化に貢献してまいります。
<津久井工務店の概要>
以上