プレスリリース

【令和6年能登半島地震】「ショベルカー無償教習in金沢」を開催

リリース発行企業:株式会社加藤製作所

情報提供:


 この度の令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様、また、ご家族・関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 当社(株式会社加藤製作所/本社:東京都品川区)は、株式会社カナモト(本社:北海道札幌市、以下「カナモト」)協力のもと事業を通じた被災地支援策の一環として石川県金沢市にて地域の学生等を対象にしたショベルカーの無償教習を2024年4月27日から2日間開催いたします。


実施背景


 被災地では、今もなお瓦礫や土砂が山積し、復旧・復興活動は長期に亘ることが想定されており、今後も持続的な活動を支えていくためには、重機の供給だけでなく、現地で操縦できるオペレーターの充足も重要であると認識しております。当社が現地で重機の無償教習会の開催を検討するなか、石川県内に営業所を持つカナモトが本企画の趣旨に賛同し、敷地使用を受け入れてくれたことにより本教習の開催が実現しました。
 なお、本教習で対象とする機種は国内にて流通台数が多く、様々な掘削作業に役立つなかで比較的教習時間が短く受講者の負担も少ない「ミニショベル」を選定いたしました。

実施概要(予定)


・開催日時:2024年4月27日(土)9:15~(学科教習)/4月28日(日)9:00~(実機教習)
・教習内容:小型車両系建設機械(整地等)特別教育
・教習費用:無料(本教習参加者については事前に募集し選定)
・対象機種:ミニショベル(当社HD30V4を実習用として使用)
・講師:当社群馬教習センターより専任講師を派遣
    加藤製作所群馬教習センター https://license.kato-works.co.jp

スケジュール



小型車両系建設機械(整地等)特別教育


 

 事業者は3トン未満の車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転や業務を行う者に対し、安全又は衛生のための特別教育を行うことが法令で課せられています。
 本教習は2日間連続で行い初日に学科7時間、2日目に実機6時間の計13時間のカリキュラムを組んでいます。
 所定の教習を修了した場合には、3t未満のミニショベル等で土砂の撤去や液状化した土地の整地などの作業が可能となります。

教習参加者


 足元では多くのボランティアの方々が被災地を訪れ、支援活動を行っている一方、前述の通り、復興には相応の時間を要すことが想定されており、当社では近隣地域にお住まいの方による持続的な復興活動を支えていくことも重要であると考えております。
 本教習の参加者は、当社が案内を出した石川県近郊の大学より、応募いただいた大学生や大学職員となります。本教習を通じて、災害復旧ボランティアへの積極参加や実践活動に役立つことを期待しています。

令和6年能登半島地震における当社の取組み


 災害復旧活動用「IC75MV」の現地への無償派遣

 2024年2月1日より当面の間、被災地の復旧用として当社の不整地万能吸引車「IC75MV」の無償派遣を行いました。
 同機は、広範囲における砂・砂利・汚水・泥土等の吸引が可能であり、足回りがクローラ式のため、通行困難な道路や不整地での走行に適しています。用途・機動性から復旧活動のお役に立てるのが本機であると判断し、現地への派遣を行いました。
◆本件のプレスリリース
240201_災害復旧活動用建設機械の派遣.pdf (kato-works.co.jp)

「モノ」支援から「コト」支援へ


 現地でのオペレーター不足の情報を受け、当社内で「IC75MV」の無償派遣に続く支援方法を検討しているなか、当社が有する人材やノウハウを活用した現地での無償教育が当社ならではの支援策と考え、ショベルカーの無償教習を金沢市で開催する事になりました。

 改めて被災地域の皆様の健康と一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げるとともに、当社では今後とも状況を注視し、事業を通じたさらなる支援活動について積極的に検討してまいります。

会社概要


商号: 株式会社 加藤製作所
所在地: 〒140-0011 東京都品川区東大井1-9-37
設立: 1935年1月(昭和10年1月)
事業内容: 建設用クレーン、油圧ショベル等及びその他の製品の製造ならびに販売
URL: https://kato-works.co.jp

  • はてなブックマークに追加
後援会申請バナー
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース