株式会社世界文化社 (東京都千代田区) は、書籍『Dancing Vegetables 踊る野菜』(群馬直美・著) を 12月4日 (木) に発売しました。

細やかな毛や土粒、微かな傷跡まで、何ひとつ逃さず、実物と同じ大きさで、全身全霊で描き上げた野菜の細密画。見れば見るほど、引き込まれる野菜の小宇宙。みな生命力に溢れ、踊っているようだ……。
英国王立園芸協会主催「RHS ロンドン ボタニカルアート展」にて金賞&最高賞を受賞した著者が17年にわたり描き上げた原寸大の野菜。本書は、どこまでもリアルで、温かく、躍動感に溢れた、今までにない画期的な画集&エッセイ集です。

「練馬大根 ── 月面着陸」
人と自然によって育まれる野菜の美を発見する。日常にあるささやかなものの美しさに気づくことから、新たな力がもらえたり、元気づけられたりする。著者の目で「収穫」した、江戸東京の伝統野菜や地元の野菜86点をお届けします。

「奥多摩わさび ── 踊るわさび星人」

「ズッキーニ ── 斑点の不思議」
また、自然界の命をありのままに、真っ直ぐな目線で書かれたエッセイは、日本語と英語で掲載。身近な植物や、身の回りの小さな自然を見る目が変わる、日常に彩りを添える言葉たちです。
?RHS ロンドンボタニカルアート展 金賞&最高賞「神様の仕業 ── 下仁田ネギの一生」

「下仁田ネギの一生」(一部)
本書は、英国王立園芸協会主催・2019年「RHS ロンドン ボタニカルアート展」にて金賞および最高賞を受賞した「神様の仕業──下仁田ネギの一生」も収録。原寸・観音開きで展開しています。
?著者プロフィール 群馬直美 (ぐんま なおみ)
群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒やされた経験から“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入る。1991年、より緻密に描写ができるテンペラ技法と出合い、原寸でありのままに描く現在の作風に至る。2006年より世田谷美術館「美術大学」で葉っぱ表現の講師を務め、身近な葉の美しさと素晴らしさを伝え続けている。「神様の仕業──下仁田ネギの一生」の組み作品6点が、2019年英国王立園芸協会主催「RHS ロンドン ボタニカルアート展 (RHS London Botanical Art and Photography show)」にて、金賞および最高賞(Gold Medal & Best Botanical ArtExhibit)を受賞。著書に『言の葉 葉っぱ暦』(けやき出版)、『群馬直美の木の葉と木の実の美術館』(世界文化社)、『葉っぱ描命』(燦葉出版社)などがある。
?刊行概要 『Dancing Vegetables 踊る野菜』

■発売日:2025年12月4日 (木)
■定価:3,300円(税込)
■絵・文:群馬直美
■仕様:A4判/104ページ
■発行:株式会社世界文化社
https://books.sekaibunka.com/book/b10152880.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4418252266/sekaibunkacom-22