リリース発行企業:株式会社 THE NEXTAGE COMPANY

オルタナティブスクール NEXTAGE SCHOOLを運営する株式会社THE NEXTAGE COMPANY(所在地:群馬県桐生市、代表取締役:高澤 典義)は、この度、オリジナルのAI学習支援システム「 NEXTAGE AIB??(相棒)」を開発・提供を開始しましたことをお知らせいたします。本システムにより、子どもたちはいつでも頼れる学習パートナーと共に勉強することが可能となり、より効果的な学習環境を提供することができるようになります。
【導入背景】
先日、2024年度の不登校児童・生徒数が発表となりました。いわゆる”不登校”の児童・生徒数は増加の一途です。その原因・背景はさまざまですが、学びにリーチできていない子どもたちが相当数いることは想像するに難しくありません。そんな彼らに、学習支援をしたり、心に抱く悩みを相談したりすることができる存在があればその子の人生を変える一手になると着想しました。近年、教育現場においてもDXが進む中、個別指導の質の向上と効率化が求められています。当校では、教師による対面指導の価値を保ちながら、テクノロジーを活用してより充実した学習支援を提供したいと考えておりました。本サービスのリリースにより、いわゆる”不登校”の子どもたちだけでなく、通常の学校に通っているすべての子どもたちに価値提供が可能です。当校の子どもたちはもちろん、まだ会ったことのないお子さんの学習や生活を支えることができると思い、開発に至りました。
【「 NEXTAGE AIB??(相棒)」の特徴】

1. NEXTAGE SCHOOL専用カスタマイズ
・当校の指導方針や教材に合わせたオリジナルAIを構築
2. 学習パートナー
・宿題をはじめ、家庭学習における疑問点を親身になって解決サポート、ポイントを分かりやすく解説し、励ましながら支援
3. お悩み相談
・心のサポートを通じて、子どもたちが安心して日常を過ごせるようになる
4. 思考力・表現力の向上
・会話形式の質問応答を通じて、考える力、表現する力を育てる
・自分の考えを言語化する習慣を身に付けるサポート
5. 講師との連携強化
・対面授業とデジタル学習の最適な組み合わせを提供
6.親しみやすい対話
・生徒が気軽に質問できる親しみやすいコミュニケーション 学習のモチベーション向上をサポート
【AI開発協力】

本AI学習支援システム「 NEXTAGE AIB??(相棒)」のAI実装は、AI技術の専門企業であるSera株式会社(東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階)にご協力いただきました。Sera株式会社の高度な技術力により、当社の教育理念に基づいた最適なシステム構築が実現いたしました。
また、本サービスの開発の一部に群馬県フリースクール支援事業補助金を活用させていただいております。
【期待される効果】

- AI時代に適応できる基礎力を養う
- 生徒の学習の質の向上
- 自立的に学ぶ姿勢が身につく
- 講師の指導効率向上
- 生徒の学習に対する主体性の向上
【想定ユーザー像】
小学校高学年から中学生、高校生まで、幅広い年齢層の子どもたちが対象です。また、学習に興味をもち、自らの考えを深めたいと考えるすべての人に最適です。
【ユーザーの生の声】

「 NEXTAGE AIB??(相棒)を使ってから、勉強の効率が上がった!」「悩んでいたことを相談できて、気持ちが軽くなった」という声が寄せられています。
【今後の展開】
現在は、NEXTAGE SCHOOLの子どもたちにサービスを提供しています。そして、2025年11月24日(月)より、一般の利用者の方にも広くご利用いただけるように展開します。今後もさらに、AIの機能を拡充し、より多くの子どもたちが安心して学べる環境を整えてまいります。また、利用状況を分析し、システムのさらなる改善を図ってまいります。
【NEXTAGE SCHOOLとは】

NEXTAGE SCHOOLは、群馬県桐生市にあるオルタナティブスクールです。オルタナティブスクールとは、学校教育法の定めによらない自由なカリキュラムを組んで運営している学び場を言います。
2021年10月に開校し、現在丸4年が終わるところになります。2024年9月に法人化し、運営母体を株式会社 THE NEXTAGE COMPANYとしました。
NEXTAGE SCHOOL開校の背景は、代表である私の”教育の理想を追求する学び場を創りたい”という想いから始まりました。18年間公立学校の教員として、小学校、中学校、特別支援学校、海外日本人学校と勤務してきました。小学4年生の頃に素敵な先生に出会い、以来私の夢は”学校の先生”になることでした。念願だった教師になり、一心不乱に学校という現場で子どもたちと向き合いました。教師冥利に尽きる素敵な経験をたくさんしました。また、教師ならではの辛さも経験しました。どちらもかけがえのない経験で、こういった日がずっと続いていくものと思っていました。
小学校から中学校に転勤になり、夏休みが終わり、2学期が始まって間もなく、私は倒れてしまいました。過労から精神を壊してしまいました。
学校には、教師としてやらなければならない業務がたくさんあります。年齢や経験とともにこういった業務が増えることはあっても、減ることはありません。この膨大とも言える業務と高澤典義という一教師としての理想を妥協なく追った結果でした。病に臥しながら考えた選択肢は2つでした。理想を下げて業務量のバランスを取り教師を続ける、または、教師を辞めて自分の理想だけを追求した新たな学び場を創るか。答えは明白でした。自分の理想を追求する、すなわち”学校の先生”を辞める。
決意をしてからは、これまでの教員経験だけでは乗り越えられぬことばかりで日々勉強の連続でした。先の保証など全くありませんでしたが、それこそ夢中で0→1の学び場を創りました。そして、今に至ります。
当校の経営理念は、”教育に選択肢を、人生に革命を”です。現在の日本の教育は、学校教育の1択です。そこに課題があろうとも、その道しかありません。多くの子どもたちの状況として課題が2つあると考えています。1つは、勉強に対してネガティブな子どもたちが多すぎる。もう1つは、いわゆる”不登校”の子どもたちの増加、学びにアクセスできていない子どもたちが多すぎる。これらを解消する新たな選択肢がNEXTAGE SCHOOLです。
当校は、事情があって学校に行くことが難しいいわゆる"不登校"の小中学生の学びの機会であるデイスクール(平日13:30~15:30)、放課後の時間における学びの機会であるアフタースクール(16:00~21:00)、さらにはメタバース(平日13:30~21:00)と3つの学びの選択肢を提供しています。
この3つに共通して子どもたちに付けたい力は、『自己決定力』と『課題解決(発見)力』。それらを基盤とした主体的に学び続けられる人を育成するということが当校の教育方針です。これらは子どもたちの社会的自立にとって不可欠かつ最重要な力と考えています。学習内容として、学校の2教科の勉強はもちろん、プログラミング、プレゼンテーション、タイピング、3Dプリンターを用いた造形・・学習内容にも多様な選択肢があります。子どもたちは、毎回長期目標→中期目標→その日の目標を立て、その日に学ぶ内容、どう学ぶか、どこまで学ぶかを自分で決めます。教師は学びをコーディネートしたり、コーチとして伴走したり、必要なサポートを求めに応じて行なっていきます。これらを繰り返して教育目標に迫り、自己実現をしていきます。
いろいろな教育の場がありますが、NEXTAGE SCHOOLは、唯一無二の学び場だと自負しています。
教育の一歩先、二歩先を体感していただくことができることが大きな魅力です。今回リリースした”NEXTAGE AIB??(相棒)”もこれからの時代を生き抜く子どもたちに有用性のある最先端のサービスであると自負しています。
【代表から】

いわゆる”不登校”と呼ばれる子どもたちの学び場が誇り高きものであれるようにと常日頃から考えています。あえて言わせていただくと、学校現場では、いわゆる”不登校”の子どもたちの指導にキャリアの高い教師があたることはありません。手前味噌ですが、私は学校現場においても第一線を張ることができます。ただ、そこは代替可能です。学校教育の枠を飛び出して理想の教育を追求しするのは、目の前の子どもたちはもちろんですが、より多くの子どもたちの教育にプラスに作用するものを提言したい想いからです。この”NEXTAGE AIB??(相棒)”により、『勉強が楽しくなった』『充実した勉強ができるようになった』『悩みが晴れた』などの声が多くの子どもたちから聞かれることを心から願っています。