3月31日、4月1日の日程で開催された「たかさき桜祭り」に、約2万人の人出があった。

　高崎市役所隣の「高崎公園」と「庁舎前広場」から「城址公園お堀」へと連なる桜は、同市市街地の花見の名所。同祭は、「城址公園お堀」前の「もてなし広場」を拠点に、昨年から開催されているイベント。今年も、子ども向けのゲームや物産市のほか、南銀座通り、高崎駅西口、高崎観音山などで8人の大道芸人が、パントマイムやジャグリングなどのパフォーマンスを披露した。

　大道芸人のひとり、ワンマンバンドのファニートンボさんは、観音山や南銀座通りなどでパフォーマンスを披露。ワンマンバンドとは、ひとりで数多くの楽器を演奏するパフォーマンスで、ファニートンボさんは、ハーモニカ、カズー、ホイッスル、ギター、バスドラム、スネアドラム、ハイヒット2個、シンバル、ビブラスラップを同時に演奏する。南銀座通りでは、同時に開催されていた「たかさき雷舞（ライブ）」用のスピーカーに近い位置だったが、雷舞の音に負けない熱演を披露した。本紙のインタビューに「群馬はこれで3回目。人情があり、あたたかい人が多い印象。また来たい場所」（ファニートンボさん）と話してくれた。

　また、スカイビル前では、来年開催される「第25回全国都市緑化ぐんまフェア高崎会場」のカウントダウンイベントが同時開催された。会場に詰めかけた観客とともにカウントダウンを行い、「カウントダウン時計」にスイッチが入れられた。

　同祭実行委員会の原田さんは「子ども向けアトラクション、物産市でのさくら茶の配布をはじめ、多くの人が集まった。来年も開催する予定」と話している。

さくら祭り実行委員会（高崎市役所）ファニートンボ