厚生年金事業振興団が運営する「ウェルサンピア」のひとつ「ウェルサンピア高崎」(高崎市島野町)が10月31日、閉館した。
ウェルサンピア高崎は1991年4月21日に開業した。敷地面積45,667平方メートル、延べ床面積6,030平方メートルのセンター棟にゴルフ練習場、プール、テニスコートを併設する。
今年7月、売却にあたって一般入札を行い、不動産賃貸業「阿佐美産業」(伊勢崎市曲沢町)が7億1千6百万円で落札した。
ウェルサンピア高崎といえば、館内のレストランが2005年4月に始めた「ランチバイキング」が評判になり、1日80~100人の利用があった。
同施設は改装工事を経て今年12月、「ニューサンピア」としてオープンする。「従業員は継続するため、お客様から『オープンしたらまた利用させてもらう』という声が寄せられており、オープン後またサービスを提供できることを楽しみにしている」(同施設担当者)と話す。
改造工事中、従業員は残務整理にあたるという。