群馬県立歴史博物館(高崎市綿貫町、TEL 027-346-5522)と群馬県内12のサテライト会場で現在、平成になって新しく指定された文化財を展示した「平成群馬の名宝展」が開催されている。
元号が平成に変わって20年。この間、県内の施設で保存されている仏像や絵画、工芸や生産技術などが国や県の重要文化財の指定を受けた。これらの文化財は縄文時代から現代まで、また土器や仏像から生活用具、民家、工芸までと時代もジャンルも幅広い。
メーン会場の群馬歴史博物館では国指定文化財5件、県指定文化財など27点、館林市、太田市、伊勢崎市、玉村町、藤岡市、渋川市などの12のサテライト会場で国指定文化財4件、県指定文化財17件を展示している。
サテライト会場の一つである「玉村町歴史資料館」(玉村町福島)では、利根川の川漁師が使用していた漁労用具が見られる。
開館時間、休館日、観覧料の有無は各会場によって異なる。