高崎市美術館(高崎市八島町、TEL 027-324-6125)で画家、島崎庸夫さんの作品約35点を展示した「島崎庸夫展-見る目、生きた手、感ずるこころ」が開催されている。
島崎さんは高崎市生まれ。武蔵野美術学校(現、武蔵野美術大学)卒業後、数々の賞を受賞し、群馬県における美術振興にも力を注いでいる。
島崎さんは「業(ごう)と宿命」をテーマに、マチエールにこだわり厚塗りで描く作風が特徴。今回展示中の作品には、島崎さんが作品を完成させるまでに思索する姿がうかがえるエスキース(下絵)も含まれる。
開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。月曜休館。観覧料は、一般=500円、大高生=300円、中小生=200円。3月8日には島崎さんが「見る目、生きた手、感ずるこころ」をテーマに講演を行う。