焼きそば専門店「相生商店」、3センチの真っ黒麺が話題に-高崎

高崎駅西口から200メートル。店名を染め抜いた垂れ幕が目印

高崎駅西口から200メートル。店名を染め抜いた垂れ幕が目印

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 高崎の焼きそば専門店「相生商店」(高崎市八島町、TEL 027-322-3221)の長さ約3センチ、真っ黒な仕上がりの焼きそばが、ビジネスマンを中心にリピーターを増やしている。

見るだけだとビックリな真っ黒な焼きそば

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 相生商店は昨年9月、高崎駅西口のラ・メルセビルの1階にオープンした。店舗面積は10坪。店内には18席を用意したが、電話注文のテークアウトがメーン。

 同店の焼きそばはソースを焦がしながら味を付けるため色が濃く、その上、麺の長さが3~4センチしかないので、「何これ?」と思う人が多いだろう。

 味は驚くほどマイルドで、ソースが焦げた香ばしい香りが後を引く。焼きそばにありがちな油っぽさもない。店長の山田さんは「サラダ油を使うとギトギトになってしまうため、豚のラードを使っている。ソースは企業秘密」という。

 山田さんは桐生市出身。建築関係の会社を経営していたが、無類の焼きそば好きで、「桐生の定番焼きそばを高崎に持ち込んだら…」(山田さん)と昨年5月ごろから開店に向けて準備を始めた。

 群馬で焼きそばといえば「太田焼そば」が有名で、仕上がりの色やトッピングにジャガイモを使うところは似ているが、麺とさっぱり感はかなり差がある。「桐生の焼きそばは短い乾麺を使い、お湯で戻してから焼く。桐生では珍しくないが…」と山田さん。

 多い日には130食出たという同店の焼きそば。メニューは「やきそば」(500円)、「ポテトやきそば」(600円)、「ミックスやきそば」(800円)、イートイン限定の「マヨポテコーンやきそば」(750円)など。

 営業時間は11時~麺切れまで。電話注文は10時から受け付ける。

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